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SPECIAL対談「相続の問題はさまざま。何でも気軽に応じる弁護士を目指す。」

当相談室代表 高木優一
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弁護士法人アリスト 田畑淳

溝の口に事務所を開業。独立を果たす。

高木優一:関内の事務所を辞められたのちに溝の口に事務所を構えられましたが、溝の口を選んだ理由は?
田畑淳:神奈川県内で、競合先があまり存在せずそれなりの所得がある層が暮らす地域として、川崎市の北部にターゲットを絞っていました。最初は武蔵小杉を考えていたのです。実は関内の事務所に籍を置いていたときも、武蔵小杉に自宅を構え通勤していました。とても住みやすい街で、東京、横浜、川崎のいずれにもアクセスが良いし、事務所を構えるには最高のロケーションだと感じていました。ところが急速に街が近代化してしまって、自分が事務所を構える際のイメージとかけ離れてしましました。
高木優一:横須賀線が通るようになり、便利になった分、変貌も激しかったですね。
田畑淳:東京に近いけれど「庶民的な昔からの地元の街」という感じではなくなりました。
また、東京から進出してくる弁護士も少しずつ増えてきて、どうしても競合せざるをえない状況になりそうで。
それも武蔵小杉から離れた理由です。
高木優一:そこで溝の口に目が向いたのですね。
田畑淳:溝の口には馴染みも土地勘もなかったのですが、昔からの商店街も地元のコミュニティも健在で、自分が武蔵小杉に求めていたような街の良さがあり、ここしかないと思いました。
高木優一:現在、先生は地域のいろいろな活動にも積極的に関わっていらっしゃいます。地域密着型の事務所というイメージを非常に感じます。
田畑淳:仮に東京に進出する機会があっても、本部事務所は溝の口に構えますし、溝の口に住み続け、子供もこの土地で育てるつもりです。今後何十年たってもこの街で頑張る、そう宣言しています。
若い弁護士に仕事を回してくれる地元の人たちは、「これからもこの地域で頑張れよ」とエールを送ってくれているのだと思いますから、是が非でもそれに応えなければならないという責任を感じます。
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