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SPECIAL対談 門脇紀彦×高木優一
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家系図製作は全国規模で展開

高木優一:
そもそも、門脇先生が家系図に注力するようになったきっかけは、どのようなことだったのですか。
門脇紀彦:
私のパートナーが地主の家系で自分の家系を調べてみたいという取っ掛かりがあったのと、相続の仕事をしていく上で、お客様の戸籍を取得して手続きをしていく過程で、お客様の方からもう少し戸籍を追ってみてくれないか、家系を調べてみてくれないか、という依頼をされることがあります。そのような経験を重ねていくうちに、特に地主のような人達は潜在的に家系を知りたいという欲求があるのではないか、しっかりした家系図を作ればプレゼントとして購入するニーズがあるのではないか、との事業化の発想が出てきたのです。
高木優一:
事業化しないと、なかなか普及には結びつかないですね。現在、全国規模で展開されているのですか。
門脇紀彦:
全国規模です。各地域で興味を持っていただいている会社の紹介で、セミナーを開催するなどその普及活動に精力を傾けています。平成28年3月に司法書士の事務所とは別に法人化して専門的に始めましたが、2か月ですごい反響がありました。先祖代々の思いを継承するということを現世代に普及していくことが、僕の使命だと感じています。
高木優一:
それはすごい。家系をどこまで辿るかで当然価格も変わってきますよね。
門脇紀彦:
家系のどこを辿るか、父方の先祖を掘り下げていくのか、母方なのか、どこの系統をどのくらい深掘りするかで金額は変わってきます。パンフレットも作成しましたが、そこには「4系統」「2系統」「1系統」の製作金額が記載されています。
高木優一:
たとえば、父親の父方を追っていく。これが1系統ということになりますね。さらに、父親の母方を追っていく場合は2系統という捉え方ですね。
門脇紀彦:
そうです。父親、母親の系統を全部追う事になれば4系統ということになります。
高木優一:
なるほど。調べるのに時間はどのくらいかかるものなのですか。
門脇紀彦:
1系統で約2か月ですね。
高木優一:
家系譜は実に高級感のある装丁で、格調の高い桐箱に収められています。箱の中央に筆で「絆」の文字が記されています。また、親族図も立派な額に入れられていて、確かにもらった人は感激しますよ。地主や経営者の経理面を代々見ている税理士などからの引き合いが多いというのも頷けます。本日はありがとうございました。

photo by naokichi hasebe

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