菅野久美子:
高木さん、孤独死する方って高齢者だけだと思っていませんか?
菅野久美子:
実は取材するにあたって意外と団塊世代ジュニアの方々が多いことに気づかされたんです。
菅野久美子:
そうなんです。離婚後の引きこもりや病気・けが、非正規雇用による経済的不安、過労や不摂生が大きな要因ですね。しかし、最も重要な要因はというと、やはり人と人との繋がりが希薄になっていることです。
菅野久美子:
高木さんの周りにはいらっしゃらないかもしれませんが、ニッセイ基礎研究所によると、実は団塊ジュニアや、ゆとり世代の方が、この「社会的孤立リスク」が団塊世代などに比べて圧倒的に高く、団塊ジュニア世代に至っては、8人に1人が孤独死予備軍という恐るべきデータが出ているんです。