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SPECIAL対談 MIYAKO×高木優一
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芸能界は16歳の頃から

高木優一:
ロマンポルノは昔から芸術性は評価されていましたし、若い監督の登竜門としての確固たる位置づけがありました。
MIYAKO:
あるプロデューサーの方がロマンポルノは日本の文化そのものだから、これからも火を絶やさないようにしたいねと仰っていました。今は、日本でしか販売していませんが、私は翻訳してフランスで販売していけたらいいな、と考えています。日本の芸術は結構フランスには受け入れやすいのではないかと思っています。日本独自のアーティスティックな世界が、ヨーロッパでは意外と受け入れられるような気がします。
高木優一:
MIYAKOさんが、出演したのはこの『ラスト・キャバレー』1本だけですね。
MIYAKO:
そうなんです。日活の新人賞などもいただいたのですが、ロマンポルノ自体が修了してしまって、結局、最初の作品が最後の作品となってしまいました。
高木優一:
ロマンポルノの時代に比べ、今は性情報が簡単に手に入るようになってしまいました。
MIYAKO:
簡単に観ることができ、内容はそのものズバリですよね。脳がそれに慣れてしまって、想像力をかきたてるということがなくなってきたような気がします。
高木優一:
今後はどのような活動をされるのですか。
MIYAKO:
このDVDの発売を機に、最近また芸能の世界からオファーがあったり雑誌や新聞記事の取材依頼があったりしています。BSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』という番組などにも出演することが決まりました。また、20代から60代ぐらいまでの方が見ている人気のあるインターネットのサイトで、恋愛とか終活などのアドバイザーなども行っています。
高木優一:
へえ、終活ですか。
MIYAKO:
以前から終活のビジネスはやっていたのです。
高木優一:
幅広く活躍されていますね。芸能歴は長いとお聞きしました。
MIYAKO:
実は、16歳から芸能活動をしているんですよ。
高木優一:
ほう、16歳から。
MIYAKO:
中山美穂さんが主演の『毎度おさわがせします』というドラマにも出ていましたよ。20代から30代の頃は芸能の世界の仕事が中心でしたね。
高木優一:
女優さんとして芸能界でずっとご活躍されていたんですね。
MIYAKO:
演じるだけでなく、書いたり、作ったりもしていますよ。監督もやりました。また、精神医学やスピリチュアルの世界も興味があって、ずっと学んできました。終活のビジネスもそれがベースとなっていますね。

photo by naokichi hasebe

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