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SPECIAL対談 石塚毅×高木優一
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2度目の起業に挑む

高木優一:
具体的にはどのような活動をされていくのですか。
石塚毅:
中小企業向けのノーコスト、ローコスト求人支援事業です。実はハローワークを活用して求人改善をしていくという試みを去年の11月、12月にテストしまして、良い手ごたえをつかんだんです。簡単に言うと、ハローワークという無料インフラを上手に活用すれば人が採れることがテストをしてわかったのでそれを事業化しました。最初に21万円かけていただければ、ハローワークを活用してランニングコストをかけずに出会いたい人材に会えるしくみをつくる、つくり方を教える、簡単に言うと、そんな内容です。
高木優一:
リクルート出身の方がハローワークを活用するという発想は面白いですね。
石塚毅:
顧客は100%中小企業です。売上5億未満の企業がほとんどですね。そのような会社は、みな思うように採用ができずに困っています。予算を膨大にかけられず、ランニングコストなしで求人したいと考えていますので、ハローワークを活用して求人票を改善したり、ハローワークへの働きかけを見直したり、しくみがわかると具体的な改善ポイントが見えてきます。
高木優一:
それを21万円で受けると。
石塚毅:
そうです。しくみを作りあげて最大90日で求人改善しますという事業です。その事業を立ち上げてから今に至るまで、私は新規営業って1度もしたことがないんですよ。経済支援団体さんや金融機関さんがお客様をご紹介してくれましたから。たとえば、板橋区の産業振興公社様から声がかかり、公社負担でコンサルに派遣されて、結果的には受注に繋がっていくというようなパターンがほとんどです。
高木優一:
なるほど。新しいビジネスモデルも順調に進みそうですね。本日はありがとうございました。
石塚毅:
ありがとうございました。

photo by naokichi hasebe

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