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SPECIAL対談 佐藤健太郎、佐藤絵里子×高木優一

本日は、全国に拠点を持つ「相続手続支援センター」の横浜と川崎の2事業所で、相続の相談のみならず、あらゆる手続の代行をされている佐藤ご夫妻をゲストにお招きしました。

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相続手続支援センターとは

高木優一:
佐藤ご夫妻はご主人の健太郎さんが司法書士、奥様の絵里子さんが税理士でいらっしゃいますが、名刺を見ると相続手続支援センターのそれぞれ「横浜駅前」「川崎駅前」の事業所の代表でいらっしゃいます。いわゆる株式会社である相続手続支援センターと通常の司法書士事務所あるいは税理士事務所とどこが違うのですか。
佐藤絵里子:
相続手続支援センターでは、身内を失くされた方の相続手続きを丸ごとお手伝いさせていただくのが基本です。相続手続といっても実は多様で100種類以上の手続があります。そのうち、司法書士や税理士が扱える相続手続はわずか数種です。それ以外の大部分の相続手続、たとえば銀行の預金解約をしたりとか、株式の名義を替えたりとか、公共料金の引き落とし口座を替えるとか、そのような細かい手続きは、通常、司法書士や税理士は専門ではないので行いません。そうしますと、身内を失くされた方が司法書士に相談しても、手続きのうちの一部しか引き受けてもらえません。税理士の事務所へ出向いても同様となります。相続手続支援センターは、そこを全部、つまり、あらゆる相続の手続きを丸ごとお手伝いするというスタンスを取っています。
佐藤健太郎:
私も妻も司法書士あるいは税理士と名乗ることはしません。一般の人たちは相続といっても、何をどのように処理したらよいのか、だれに相談したらよいのかもわかりません。できれば、何から何まで丸ごとお任せしたいという方がほとんどですから、それにお応えするというのが相続手続支援センターの立ち位置となります。ですから、ご依頼者に対しては、まず何をやりましょうか、というところから始まります。100種類ある中でどんな手続きが必要かを調べていくことから始めていくわけです。「20種の手続きがありますね、それは全部相続手続支援センターでお引き受けできますよ」とお応えします。その中でたとえば相続税の申告であれば、税理士が専門ですから、税理士である妻の担当ということになります。「横浜駅前」にお見えになったお客様の案件であれば、同グループの国家資格者つまり下請けの税理士として私が妻に発注するという形になります。
高木優一:
なるほど、それぞれの相続手続支援センターがフロントになって、すべての案件を受注するといったイメージですね。
佐藤健太郎:
そうです。家を買う時に自分で電気屋や水道屋を呼んで依頼するなんてこと普通はしませんよね。あくまで建築メーカーが一括して受け、専門の下請けに発注するわけです。基本的にはそれと同様ですね。依頼内容がたまたま司法書士の領分であれば、それは私が司法書士として引き受けます。100種類といっても、だいたいわたしたちのグループ内のの所属スタッフで補うことができます。

photo by naokichi hasebe

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