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相続の話し合いがうまくいきません。

(神奈川県横浜市都筑区在住S様)
相続が発生し、姉と今まで連絡をとってきましたが中々話し合いに応じてくれず、こうなったらいよいよ弁護士を頼んで裁判をしようと考えています。

姉は売りたくないという一点張りで話にもなりません。

私は実家に住んでいる訳でもなく、家賃をもらえるわけでもなく横浜市内某所で100坪ぐらいの土地と建物を相続で占有しており私は共有物分割請求という形で、競売による分割を主張しようと考えています。

姉夫婦ははその不動産の2階で生活しており1階で商売をしております。

姉の主張は、手紙で現在商売がうまくいっていないので、あなたの持ち分を買い取ることはできないし、使用料も支払う能力がない。また現物分割をするとこの土地と建物を売られてしまうとこまるのでそれもできないというものです。

私も今まで姉に対し幼少期から冷たい仕打ちをされてきており、元々仲は良くありません。同情する気は全くないので、裁判をしようと考えていますが、こういう相続問題が発生した場合、相手の弁護士はなにを主張してくるものなのでしょうか?
北村 亮典弁護士の回答

(こすぎ法律事務所共同代表)

不動産の相続につきましては、それを取得する相続人が、他の相続人に対して代償金を支払って不動産を取得する「代償分割」をするか、売却して代金を分けるという「換価分割」のどちらかで進められるのが通常です。

お姉様の主張を推測すれば、代償分割も換価分割もいずれもできない、現状のままで共有状態にしたい(これを「共有分割」と言います)というものですが、このような主張が最終的に裁判所でも認められる可能性は低く、裁判となれば「換価分割」となる可能性は極めて高いです。

もっとも、実務上は、換価分割とすることが、被相続人、相続人らの従前の関係や経緯からすると信義誠実の原則に反する事態を招くような場合には、裁判所により「共有分割」とすべきと判断される場合があります。

その場合は、現状の状況のままで、持ち分に相当する賃料相当額を請求する、ということになります。
不動産・相続お悩み相談室

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