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遺言書がある場合の遺産相続とその分配で今トラブルになっています

(神奈川県川崎市高津区在住U様)
父が遺言書を残し昨年他界しました。

遺族は義母と兄弟二人の計3人です。

遺言内容は自宅土地・建物は兄に、別所土地(4台分の駐車場約50平米)は弟、預貯金、生命保険等は半分を義母に、兄弟の取り分は4分の1ずつと記載してありました。

昨年末遺言書を義母が開示した際、「遺言書通りにする」と明言したのですが、簡易裁判所で義母の要請に従い遺言書の検認をしたにもかかわらず義母より『遺留分減殺請求書』が届き、預貯金、生命保険全てを要求する内容を突きつけてきたのです・

昔から義母は話がコロコロ変わり信用できない人で、今回もまた始まったかというのが本音です。

今回義母は遺言書と違う内容を請求してきたのわけですが、この場合どのような対応が有効なのでしょうか?

遺言書の内容は無効になってしまうのですか?

法律に詳しくない私達は義母に対しどう対応すればいいのか分からず兄弟間でもぎくしゃくしている状態です。
山寺雄太行政書士の回答

(山寺行政書士事務所代表)

遺留分減殺請求とは、相続人に認められている「遺留分」が侵害されている場合に、その遺留分を確保するための請求です。

相続人が配偶者と子供の場合には、遺留分は法定相続分の2分の1ですから、お義母様は相続財産全体の4分の1についての遺留分を主張することができます。

不動産等の個々の財産の価額がわかりませんので、現時点では遺留分を侵害しているかの判断はできません。

不動産については「固定資産税関係の書類」、預貯金・生命保険については通帳や証書等をお見せ頂ければ、お義母さまの遺留分を侵害しているかの判断をさせて頂く事は出来ます。

その上で、どうするかの御判断をされても良いかと思います。

また、例え遺留分を侵害していたとしても、遺言書の効力には何ら影響しません。

ただ、お義母様が侵害されている遺留分についての請求権があるというだけです。
不動産・相続お悩み相談室

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「川崎市の障がい者対策」

[ゲスト] 松本幸治・浅野文直(川崎市議会議員)

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