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義父の遺言の事で困っています

(神奈川県川崎市多摩区在住T様)
妻の父(義父・3年前に死亡)の遺言のことで困っています。

義父は、「妻(私からすると義母)に全財産を相続させる」という自筆証書遺言を残しました。

しかし法定の相続人としては妻以外に娘が3人おります。

このうち一人は私の妻(三女)です。

この遺言を執行するためには、「確かに個人の筆跡に違いない」という相続人全員の証明が必要らしいのですが、長女がこの証明を渋っております。

義母としてはこの先の紛争が面倒なこともあり、登記変更もせず義父名義のまま家屋に住んでいます。

遺言といっても相続税納税というほど資産があったわけではありませんが長女の旦那が五月蠅いのです。

あまり三姉妹でもめさせたくはありません。

今後の流れとしてどういうタイミングで専門家の方にお願いすれば宜しいのでしょうか?

出来ればあまり遠くにいって相談したくはありませんので川崎市内の専門家の方にご回答頂き、後日正式に依頼をしたいと思っています。
山寺雄太行政書士の回答

(山寺行政書士事務所代表)

「故人の筆跡に違いない」との相続人全員の証明が必要と言われたとの事ですから、義父の残された遺言書は「自筆証書遺言」かと思われますので、その前提でお答えさせて頂きます。

まず始めに、原則として遺言執行のために「故人の筆跡に違いない」という証明は不要です。

(後々、相続人間で遺言の効力について争いが生じた場合には、必要になることも有り得ます。)

自筆証書遺言を発見した相続人は、「遅滞なく」家庭裁判所に「検認」を請求しなければなりませんが、この事と勘違いされているかもしれません。

検認手続は、遺言書の形状、加除訂正の状態、日付、署名など遺言書の内容を確認し、遺言書の偽造・変造を防止するための手続きです。

この際に出席しない相続人がいても問題はありません。

また、遺言書を発見した相続人が検認手続を請求しないと、5万円以下の過料に処せられる可能性があります。

速やかに家庭裁判所に検認手続を請求されることをお勧めします。

検認の請求はそれほど難しい手続きではありませんので御自分でも出来なくはないと思いますが、遺言者の出生から死亡までの戸籍謄本や、相続人全員の戸籍謄本等が必要になりますので、御面倒なようでしたら、弁護士等の専門家にご相談されることをお勧めします。
不動産・相続お悩み相談室

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