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住宅ローンの支払いが厳しい為、弁護士に相談したいのです

(東京都中野区在住G様)
FXと株でいかれてしまいました。

その上仕事でトラブルを出してしまい、3月末解雇されました。

今年に入り何をやっても散々な私です。

このままだと住宅ローンの支払いは厳しくなると思いますが妻との関係も冷え切っている以上、3LDKの間取りは不要だと考えており、自宅売却を考えています。

自己破産を考えている以上もうローンを払う気はありません。

だけど自己破産してしまうとクレジットカードとローンがしばらく使えないんですよね。

その期間はどのくらいの期間になりますか?

あと今後の手続きや流れをご指導下さい。
的場 理依弁護士の回答

(弁護士法人ベリーベスト法律事務所)

破産手続きがクレジットカードや新たな借入れ行為に与える影響

破産手続きを開始しますと、信用情報機関にG様の情報が登録されますので、この信用情報の登録により、クレジットカードの使用や新たな借入れ(ローンを組むことも含みます)に
影響が出てきます。

具体的には、クレジットカードがいつ使えなくなるかという点については、各クレジットカード発行会社の判断によることになりますが、一般的には、クレジットカードの更新時期に、カードが使えなくなることが多いです。

また、新たな借り入れ等については、信用情報の登録機関にもよりますが、弁護士に破産手続きを依頼してから概ね10年間くらいは、新たな借入れ行為等はできなくなると考えておいてください。

破産手続きの流れ

破産手続きには大きく分けて、2つの手続きがありますが、G様の場合は、自宅を所有している(一定以上の財産を持っている)ということですので、管財手続という手続きによる可能性が高いです。

管財手続きの場合は、①弁護士への依頼→②債務調査・財産関係の調査→③必要書類の収集→④裁判所への申立て→⑤破産手続きの開始決定→⑥破産管財人(財産状況や破産原因に問題が無いか等を調査する方)の選任→⑦管財人との打ち合わせ→
⑧債権者集会・免責審尋→⑨免責決定→⑩免責確定という手続きを経ることになります。

なお、弁護士に依頼してから、免責が確定するまでの期間は、②や③にどれくらいの時間がかかるかにもよりますが、概ね1年くらいかかることが多いです。
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