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親の財産を税金が掛からず子供に与える方法は?

(神奈川県横浜市都筑区在住W様)
親の財産を生前に税金が掛からず子供である私に継承する方法として毎年110万円までなら税金がかからないと聞きました。

親が小さな会社を営んでいるのですが、これは現金でなく親の会社の株で110万円ずつ私に贈与していくことはできないでしょうか?

それがもし可能であればうちの会社の株の評価ってどの様に算出するのでしょうか?

また2500万まで税金がかからないという特例は親の死亡時の話でしょうか?

親が高齢になりそろそろ考えなければいけないものの、父の顧問税理士がこれまた使えない人なので相談出来なく困っています。
佐藤 亜津子税理士の回答

(佐藤税理士事務所代表)

親御様の経営される会社の株を贈与することは可能です。

会社の株の評価についてはその会社の業種や規模により大会社・中会社・小会社と区分されその区分ごとに計算方法が違います。

大会社=類似業種比準方式

小会社=純資産価額方式

中会社=大会社・小会社の評価方式を併用


一定の目安として「純資産価額方式」をご説明しますとそれぞれを相続税評価額で計算した上で

(総資産)-(負債)-(*法人税等相当額)=A Aの金額/発行済株式数=1株あたりの評価

*法人税等相当額=(総資産-負債)×42%

となります。

上記の他にもその会社の状況により特例がありますので一度シュミレーションしてみることをお勧めいたします。

「2500万まで税金がかからない特例」というのは「相続時精算課税制度」と呼ばれる贈与税の特例計算ですね。

この「相続時精算課税制度」は毎年110万まで贈与税がかからない、贈与税の原則計算に代えて65歳以上の親(贈与する人:贈与者)から20歳以上の子(贈与される人:受贈者)に対する贈与について申請することにより、累積2500万円分までの贈与については贈与税がかからず、死亡時の相続税の計算時に精算するという制度です。

一度にまとめて贈与したい、という場合には良い制度ですがこの制度を適用すると、その年以後の、その親からの贈与については110万まで贈与税のかからない原則計算に戻すことができないので細心の注意が必要です。

いずれにせよ一度専門家にご相談されることをお勧めいたします。
不動産・相続お悩み相談室

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