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家業を継ぐ長男に全財産を相続させたい

(神奈川県川崎市高津区在住U様)
私の仕事を継承してくれる長男に全財産を相続させたいと考えています。

妻は6年前に他界しており、相続人は長男と長女だけです。

親としては私が死んだ後、兄妹間で喧嘩することなく問題なく相続させたいと思っております。

アドバイスを頂けますか?
加藤 厚税理士の回答

(加藤厚税理士事務所代表)

家業を継承する後継者である長男さんに事業の財産を集中させたいと言うご相談は毎年多くの中小企業経営者からご相談を頂戴しております。

民法ではきょうだいは均等に相続する事となっていますが、事業用財産を分割してしまうと経営が成り立たなくなってしまうという問題があります。

そこで後継者である長男に事業用財産を全て相続させるという意図の遺言書が必須となります。

しかし長女には遺留分がありますので、これだけでは不十分です。

遺留分相当の財産が事業用以外になければ長男が長女から遺留分を請求されれば、事業用財産を売却するあるいは共有にしなければなりません。

こうした事態を避ける為に「遺留分の放棄」という手段を使う事が可能です。

これに遺言があれば事業用財産を確保することが出来るのです。

その他に「経営承継円滑化法」により平成21年3月1日から施行された「遺留分の特例制度」を利用し、贈与した自社株を遺留分の対象から除外するという方法も検討するといいでしょうね。

因みに長女が生前、相続放棄を約束したとしても法的効力はありません。

ご注意下さい。
不動産・相続お悩み相談室

かわさきFM(79.1MHZ)
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(夕方の番組内)
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「川崎市の障がい者対策」

[ゲスト] 松本幸治・浅野文直(川崎市議会議員)

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