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実父が亡くなりました

(神奈川県横浜市保土ヶ谷区在住J様)
先日父親の弟(伯父)から父が亡くなったと連絡がありました。

実は私が6歳の時である40年前に両親が離婚し、私は母に引き取られ育ちました。

父のことは殆ど記憶なく、伯父曰く父は離婚後、40年分譲マンションで一人暮らしをしていたみたいで、身内(父方の親族)だけで葬儀も行いその後、伯父が家財道具を処分したそうです。

私が知ったのは父が亡くなってから3ヶ月後で、伯父が言うには、大した現金はないが銀行キャッシュカードが見つかり相続手続きの為、必要書類に私の戸籍謄本・印鑑証明を添え実印を押してほしいと手紙がありました。

私はまだ直接見ていませんが遺言書(伯父と私に均等に分ける内容)が見つかったようで伯父はそれに従って動いているようです。

通常の相続だと子供は私だけなので、私が全て相続人になると思いますが、遺言書が本物かどうか?有効かどうかどこで誰が判断するのか?何故伯父が家財道具
を処分したのかなど不審な点がいくつかあります。

こういうのは誰かが入ってやる様なものではないのでしょうか?

まだ伯父には会っていません。

それまでに知識をつけたいと思っています。

いろいろ教えて下さい。
相続
北村 亮典弁護士の回答

(こすぎ法律事務所共同代表)

もし遺言がなければ、子どもであるあなたが唯一の相続人となります。

しかし、本件は遺言がありますので、原則として遺言に従った遺産分割となります。

もし遺言の内容に不満があるのであれば、遺言が無効であると主張することになります。

遺言が有効か、無効か、ということの判断は非常に難しいのですが、遺言の有効性が争いとなるケースでよくみられるのは、被相続人が認知症などで判断能力が低下している状況で、近親者が強引に誘導して遺言を書かせるというケースです。

このような場合、「遺言能力」を欠いているとして遺言は無効となります。

その他、自筆証書遺言の場合は、別人が書いたものであるという可能性も否定できず、その場合は筆跡などから無効を主張するということになります。

なお、家財道具の処分についても、本来であれば家財も遺産ですので、遺言で2分の1の相続権があるあなたにも処分権限があったはずです。

仮に処分して代金等が入っているのであれば、その代金の半分を主張することは可能です。

また、処分した内容についても詳細を問い合わせることも可能です。
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