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予想以上に長生きしている義母の事で悩んでいます。

(神奈川県川崎市中原区在住K様)
認知症が進み、老人ホームに入れた時にはもう先は長くないだろうと思っていた義母が長生きして今年の秋で丸3年になりました。

有料老人ホームで毎月施設への支払いが約20万円という事もあり、義母の預金通帳を管理している私としては残高が1000万円を切った事もあり、葬儀費用を考えるとこれ以上長生きされると正直厳しいというのが偽らざる本音です。

主人が事故死した事も義母には伝えていません。

義母との人間関係は良好で私を信用してくれているのですが、これ以上になると私が受け取った主人の生命保険を使わなければいけなくなります。

出来れば母が住んでいたマンションを売却して現金化したいのですが、認知症の為厳しいと思います。

多分あと2年もすれば義母の貯金は底をつきます。

私は今後主人の生命保険に手をつけなければいけないのでしょうか?

その際証明書を残しておけば、義母が亡くなってマンションを売却した際に補てんをしてもらうことが出来るのでしょうか?
山寺雄太行政書士の回答

(山寺行政書士事務所代表)

認知症の方の不動産等の重要な財産を処分するためには、成年後見制度を利用するしかありません。

どなたかが後見人になり、家庭裁判所に申し立てをして、家庭裁判所が売却が必要であると判断すれば義母様のマンションを売却することができます。

また、亡くなったご主人の代わりに義母様の財産を管理されているようですが、認知症の方の財産管理はたとえ夫婦や親子であっても注意が必要です。

善意で行っていたとしても義母様の推定相続人等から訴えられるリスクもあります。

また、相談者様が義母様の施設費用等を立て替えて払った場合に、義母様が亡くなった際に回収できるかという話ですが、きちんと証拠を残しておいたとしても、立て替え分はお母様の相続人への債権という形になりますので、様々な事情により、回収できる保証はありません。

特別な手続き等をしていなければ、相談者様は成年後見制度の申立人になれると思われますので、家庭裁判所に後見人の申し立てをされることをお勧めします。

ただし、相談者様自身が後見人になれるかどうかは裁判所が判断することですので、何とも言えません。
不動産・相続お悩み相談室

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「川崎市の障がい者対策」

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