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同族会社の株を相続するか否かで悩んでいます。

(東京都大田区在住M様)
事業承継について質問させて下さい。

私自身、経営には一切興味がなく同族会社の株式を相続をするメリットがあるのかどうか悩んでいます。

会社経営する父より、全株式のうち半分を長女である私ともう半分を長男である弟に贈与し、経営の後継は別途探すとの話がありました。

うちの会社は完全な同族会社です。

父は仕事一筋で家庭を顧みずバリバリ働いて私たちを育ててくれたのですが、今のままでは後継者が見つかるとも思えず、また業種自体が斜陽産業でもあり、父が亡くなってしまえば会社が傾くのは目に見えています。

また将来株式を売却したくても、売却先が見つからないだろうとのことを考えると私の意見としては父に正式に断ろうと考えています。

税理士さんに相談したいのですが、同族会社の株を相続してメリットはありますでしょうか?それともデメリットは何でしょうか?
浅井 政晃税理士の回答

(浅井政晃税理士事務所)

ご質問ありがとうございます。

お父様の同族会社の株式を相続した場合のメリット、デメリットということですが、現状いただいている情報だけですとはっきりとした判断は難しいところですね。

仮定として株式に一定の資産価値があり、現状の経営状況等も良いという前提でお話しさせていただきます。

まずは、相続後、会社が順調に経営されている場合には、株主として配当金をいただくことができます。

次に、株式を後継者などに売却する場合(M&Aなどで第3者に売却する場合も含む)には、売却によるキャピタルゲインを得られます。

また、お父様が逝去なされた後、その後の担い手もないという場合で、会社を清算するときでもすべての負債の清算が終了後に資産が残っている状況であれば、株主にその資産が還元されます。

以上のように金銭的なメリットは、資産的な価値がある場合には、生じることとなります。

デメリットとしては時間的、精神的な負担は少なからず生じることになることかと思います。

いずれにしてもまずは会社の現状を試算し、お父様のお元気なうちに後継者探しやM&Aなどの売却の可能性の検討をなされるのがよろしいのではないでしょうか。
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