電話相談
> >
SPECIAL対談 小嶋由佳×高木優一
1  2  3

日本人の相続に対する意識を変えたい

高木優一:
相続ハウスに相談に来る方は、どんな人がいらっしゃるのですか。
小嶋由佳:
そうですね。一番初めに来店されるのは、相続をする人か受ける人かで言うと、圧倒的に受ける人からのご相談が多いです。お子様とか、ご夫人とかですね。男性より女性の方が長生きするからかもしれません。
相続をする人は、「配偶者や子供たちが何とかしてくれるだろう」、「もう、死ぬことを考えなくてはいけないの」という人が多いようです。実際、親等に相続の話をすると「早く死んで欲しいのか?」とか、「親の遺産を当てにしているなんて、嫌な子だね」みたいなことを言われている方もいるみたいです。
高木優一:
「相続」は、ネガティブと思う人が、まだまだ多いですよね。
小嶋由佳:
そうですね。でも私は、「相続」をそういうこととして捉えるのではなく、家族への最後の思いやりであって欲しいと思うのです。自分が死んだ後に、家族崩壊なんて誰も望んでいませんからね。ただ、実際、相続で兄弟の仲が悪くなったなどは有りますよね。
将来的には、家族が「家族旅行、今度どこ行く?」等を相談するぐらいの雰囲気で、相続の話をするのは、「家族である以上当たり前のこと」と思える世の中になっていったらいいなと思っています。
高木優一:
今後も、店舗は増やしていく予定ですか?
小嶋由佳:
相続ハウスみたいなお店は、絶対にニーズがあると思うので、増やさざるを得なくなるときが、来ると思っています。ただ、多ければ良いというものではないので、質を担保しつつ、慎重に多店舗展開を考えていきたいと思います。
高木優一:
先程のお話でも出てきた通り、相続する方の半数は女性である以上、同性の税理士に相談したいとお考えの依頼者は潜在的に多いはずです。小嶋先生の様な女性税理士が活躍して生前に気軽にご相談できる窓口として敷居を低く、そして明るい雰囲気で気軽にご相談をお受けする空間やサービスの向上にこれからもご尽力下さい。今日はとてもいいお話を伺うことが出来ました。更なるご活躍を期待しております。

photo by えがお写真館

1  2  3