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自由が丘にある店を閉めたいと考えています

(東京都世田谷区在住O様)
自由が丘で飲食店を経営しておりますが、昨年末から体調不良の為、目眩が酷く店を閉めようと思っています。

しかし開店する際に内装を3000万掛け、今でも約1000万円位借り入れがあり閉店→借金が残るというのはどうしても避けたいと考えています。

一番ベストは居抜きで引き継いで頂ける方がいる事ですがそういう方が見つからなかった場合、スケルトンにしてオーナーに返さなければいけませんが、その様なお金はありません。

このままの状態であれば入退院を繰り返すと思います。

万が一の場合借金が残ってしまった場合、自己破産しかないのでしょうか?
的場 理依弁護士の回答

(弁護士法人ベリーベスト法律事務所)

居抜き物件を専門的に取扱う業者も、数多く存在していますので、まずは、オーナーに相談の上、専門業者を間に入れて引継先を検討されてはいかがでしょうか。

スケルトンにすることについては、オーナーと交渉の上、敷金を充当させることで、別途責任を負わない可能性はあります。

しかし、約1000万の借金については、内装を買取ってもらえない限り、残ってしまいます。

仮に、約1000万円の借金が残ってしまった場合には、やはり自己破産という手段が有力な方法となります。

この点、任意整理や個人再生等の手続きを利用して、分割払いを続けていく方法もありますが、入院が必要となり、仕事ができない状況であれば、支払いを続けることは非常に厳しいでしょう。

自己破産をする場合、自己名義の不動産や自動車等の20万円を超える資産については処分が必要ですが、日常生活に必要な財産を所有したままで、免責決定を受けることも可能です。

つまり、自己破産をすれば、今後、借金について返済する必要がなくなります。

まずは、ご自身の現状が破産手続きを選択すべきものか否か、弁護士にご相談された方が良いでしょう。
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