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実家の空き家問題でお隣さんから苦情が来ました

(東京都新宿区在住G様)
実家(神奈川県平塚市)の相続手続きがうまくいかず空き家の状態で既に1年が経過しています。

建物は古く築47年の木造住宅で庭木が生い茂り鬱蒼としている状態で傍から見て不気味に映ってしまうのは致し方ないと言った感じで親族として申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

年明けになってご近所さんから野良猫が住みつくようになり産気づいて変な声を出すから気持ち悪いから所有者のGさんが何とかしろと苦情の通知を頂きました。

今までご近所トラブルもなく過ごしてまいりましたが、あんな言い方をされると住んでもいない平塚の家の件で私としても何とかしたくありません。

相続人の一人である私に空き家に群がる野良猫の責任は持たなければいけないのでしょうか?

兄が病気で入院して物事の判断がつかず、私だけでは処分できない状態にあるという事、独身の姉が失踪しており、連絡がつかない今どうすればいいのか分かりません。
鹿山 博樹宅地建物取引士の回答

(株式会社GMコーポレーション代表取締役)

その実家というのは、お父様かお母様の所有で、相続が開始してお兄さんとお姉さんとあなたが相続しているということでしょうか。

まず、その空家となっている実家のことについて、所有者の相続人の一人として、あなたには責任があります。

ただ、「野良猫が群がって鳴き声が気持ち悪い」といっても、それだけでは、責任を負うほどの事態にはならないでしょう。

また、相続手続きがうまくいかない原因が、お兄さんが「物事の判断がつかない」、お姉さんが「失踪」しているということであれば、成年後見制度や不在者財産管理人の選任申立てをすることにより相続手続きを進めることができます。
不動産・相続お悩み相談室

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