借地権割合のことで教えて下さい。
(東京都練馬区在住J様)
宇都宮に住む親が借地人にその土地を売却する話を私宛てに相談してきました。
借地人はそこの場所が借地権割合50%で買い取りたいと言うらしいのです。
こんなことを一方的に決められなければいけないのでしょうか?
借地人が自ら買い取を申し出ているのであればこちらの希望はもっと高く言ってもよいのではないのでしょうか。
借地人はそこの場所が借地権割合50%で買い取りたいと言うらしいのです。
こんなことを一方的に決められなければいけないのでしょうか?
借地人が自ら買い取を申し出ているのであればこちらの希望はもっと高く言ってもよいのではないのでしょうか。
鹿山 博樹宅地建物取引士の回答
(株式会社GMコーポレーション代表取締役)
借地権者が地主から底地権を買い取る場合、更地の何割にするかは、別に法律で決まっているわけではありません。
双方の交渉で決まるものです。
国税庁の財産評価書にある路線価に付されている借地権割合を参照する場合もあるでしょうが、あくまでもこれは、相続税法上の評価をするときに用いるもので、これを基準にしなければならないわけではありません。
ちなみに、路線価の借地権割合は、一般的に住宅地よりも商業地が高く、都心に近いほど上がります。
宇都宮の住宅地ですと、借地権割合50%、40%のところが多いようです。
双方の交渉で決まるものです。
国税庁の財産評価書にある路線価に付されている借地権割合を参照する場合もあるでしょうが、あくまでもこれは、相続税法上の評価をするときに用いるもので、これを基準にしなければならないわけではありません。
ちなみに、路線価の借地権割合は、一般的に住宅地よりも商業地が高く、都心に近いほど上がります。
宇都宮の住宅地ですと、借地権割合50%、40%のところが多いようです。