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固定資産税納付について

(東京都品川区在住A様)
私は現在一人暮らしをしています。

一度離婚の経験があり、今後結婚する事は考えていません。

そこで最近テレビで独居高齢者の問題が多いとありました。

将来私が認知症になり、今住むマンションの固定資産税が払えなくなったら誰が私の代わりに払ってくれるのでしょうか?

この部屋は現金で購入しているので住宅ローンの支払いはないのですが、固定資産税だけは管理費と違い銀行口座からの引き落としとはいかないはずです。

もし急遽入院を余儀なくされ施設入所となれば、空き家状態が続きます。

そう考えると痴呆になる前に自宅を売却するという選択もあると思いますが専門家のご意見を伺いたいです。
菱田 陽介司法書士の回答

(菱田司法書士事務所副所長)

身寄りの無い方から多いご相談です。

将来、身体が弱ったり、認知症が進んできた場合は福祉サービスを利用することが必要です。

しかし、財産管理という側面では司法サービスがカバーしています。

ご心配なさっているとおり認知症等により判断能力が低下されてきた方は、通帳の管理をしてくれるような誰かの手助けが必要になるのですが、その手助けをしてくれるひとを成年後見人(保佐人、補助人という種類もあります。)といいます。

成年後見制度は裁判所を通して、判断能力が低下した方に代理人を付ける法定後見制度と、元気なうちに自分の信頼できる誰かと契約して代理人をお願いしておく任意後見制度があります。

手続きや費用はその人それぞれで違いますのでまずは、個別に司法書士等の専門家にご相談下さい。

ご自宅の売却後はどちらにお住まいになるのでしょうか?

ご自宅を売却した後のこと、今後の収入と支出等を明確にしてしっかり計画を立てなければいけません。

法務、不動産、介護福祉の専門家をかかえる当センターの相談会にぜひ一度ご参加ください。
不動産・相続お悩み相談室

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