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私道の評価について

(東京都杉並区在住K様)
私の土地は、他人の私道を通らなければ公道に出られないので、今度その私道を買うことになりました。

この様な私道は、どう評価するのでしょうか?
相続税
西原 崇不動産鑑定士の回答

(株式会社西原不動産鑑定代表取締役)

私道とか公道とかよく言いますが、実は建築基準法の中によく出てくる重要な用語ながら、その定義がなされていないのです。

鑑定評価の実務では、時に私道の評価も必要とされることもあるので、私は、「建築基準法上の道路または道で、私人が管理し所有する道」と考えています。

私道にもいくつかに分類でき、自分だけが使用する専用私道、ある特定の人たちが使用する共有私道、一般の人が自由に通行している準公道的私道、閉鎖私道、開放私道などです。

不動産鑑定評価基準には、私道のみの評価基準は示されていません。

また、実際の市場においては、私道のみの取引事例はまずありません。

私道付宅地の取引事例が時に見られる程度です。

さてどうするか、まず考えられるのは私道付宅地の取引価格から補修整して対象私道の価格を求める方法があります。

これはなかなか難しい。

あと一つの方法に、土地価格に一定の私道価格割合を求めて私道価格を評価する方法です。

例えば、国土庁土地局地価調査課監修、地価調査研究会編著「土地価格比準表」(六次)では宅地に対して次のような私道減価率が定められています。

私道減価共用私道減価率50 %~ 80 %

準公道的私道減価率80 %以上

個々の様々な要因を考慮して宅地価格に適切な減価率を採用して私道価格を求める、と言うものです。
不動産・相続お悩み相談室

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