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信託銀行の担当者が代わったので信用できない

(東京都中野区在住K様)
父が信託銀行の勧めで遺言書を作成したのですが、当初の担当者から別の担当者に変わり、あまりにも信用できないので、止めたいのですができますか?
相続遺言
門脇 紀彦司法書士の回答

(相続法務成城事務所 代表)

遺言書を第三者の支援で作成するメリットの一つとして、遺言をする人の真意を相続人に伝えることができることがあります。

遺言書は通常一人で作成するものなので、書面に遺された真意については、後日判明しないことがあります。

遺言書の中でそれが伝わればいいのですが、文章だと微妙なニュアンスが伝わらなかったり、真意が分からなかったりしますからね。

ところが、遺言者の真意や意図を聞いている第三者がいれば、後日それを伝えることができます。

「遺言信託」も信託銀行の担当者が聞き取りをして作成するので、担当者がその当時の遺言者の様子、真意を伝えることができるはずです。

しかし、信託銀行などの担当者は転勤が多く、そのため遺言執行をする時期には、当初の担当者がいなくなっている場合がほとんどです。

せっかく第三者が立ち会っているのに、それが伝わらないのはすごくもったいないですね。

また、担当者によって力量も違います。

信託銀行は銀行業務が主な仕事なので、遺言や相続の仕事は付随業務です。

人によってその知識・経験も変わってくるのでしょう。

ご相談者の件でも、担当者変更に伴って「遺言信託」の契約を止めることは可能です。

ただ、変更のたびに費用もかかりますので、慎重に検討ください。
不動産・相続お悩み相談室

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