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離婚時の税金について

(東京都杉並区在住O様)
不動産の売却、引渡し後に離婚しようと考えていますが、その売却金額の税金についてお聞きしたいです。

土地→夫50%、妻50%
建物→妻100%

以上のような名義ですが、残債は建物のみ2000万ほどです。(土地は現金で支払い済み)売却した場合、土地・建物を合わせて購入時の合計5000万は下回ります。

たとえば4000万円で売れたとして、買主からそのまま妻の口座に入金ということで夫婦間で合意していますが、

その場合、

●妻に何らかの税金はかかりますか?
●かからないとして、確定申告など必要ですか?
●その際、このお金がどういうものだと申告しますか?
●それとも放っておいても特に問題ないのでしょうか?
加藤 厚税理士の回答

(加藤厚税理士事務所代表)

この売却した財産が財産分与(※)ということであれば、財産分与の額が、夫婦が協力して得た婚姻中の財産の額や社会的地位からして、夫婦共有財産の清算として相当な額であれば、贈与税は一切かかりません。

もし、財産分与を現金で支払う場合には、課税されません。

現金以外の物で分与する場合には、譲渡所得税という税金がかかります。

不動産を財産分与した場合、所得税法にいう資産の譲渡に当たるとして、“利益”が発生すれば譲渡所得税がかかる場合があります。

いくら課税されるかは、一般の譲渡所得税の計算によります。

また、株式、ゴルフの会員権などを譲渡した場合にも課税されます。

反対に、財産分与を現金で受け取る場合には、所得税も贈与税もかからないのが原則です。

但し、不動産を譲渡される側は、譲渡された後で不動産取得税がかかります。

不動産取得税は都税事務所で税額を確認できます。

課税されるか否か御心配であるようなら、一度税理士にご相談されることをお勧めします。


※ 財産分与とは、夫婦が協力して築きあげた財産を清算するということです。

不貞行為によって夫婦関係が破綻した場合であっても、それまでの相手の寄与度に応じて、財産分与をしなければなりません。
不動産・相続お悩み相談室

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「なぜ、飲食店は一年でつぶれるのか?」

[ゲスト] 石﨑冬貴(弁護士)

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