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離婚における住宅ローン返済について

(東京都港区在住O様)
先日夫の浮気が発覚し、本人も認め今離婚に向け話し合っています。

7年前に中古住宅を購入し、住宅ローンの返済が28年残っています。

今話し合っている条件として私と長男が住むので、家の所有権を私名義にすること、養育費の支払いで調整しています。

夫はあまり貯蓄がないため慰謝料は請求するつもりはありません。

私は今無職で旦那に今後一定期間は支払ってもらう予定です。

とは言いつつもだらしない人なので今後のことを考えると不払いがあってもおかしくないような気がします。

こういう状況下ですがどうすればよいでしょうか?
浅野健太郎弁護士の回答

(弁護士法人ベリーベスト法律事務所代表)

まず、養育費の不払いのおそれがあるということについてですが、公正証書を作成することをお勧めします。

通常は夫婦間で作成した離婚協議書に養育費を定めておきますが、これだけですと、いざご主人が養育費を払わなくなったときには、裁判を起こして判決をとらなければ、強制的にご主人の財産を差し押さえることができません。

しかし、公正証書を作成しておけば、養育費の支払いについて確定した判決をとったのと同じ効果がありますので、養育費が支払われなくなったらすぐにご主人の財産を差し押さえることができるのです。

また、公正証書を作ると、差し押さえのリスクがある為、ご主人にとっては、養育費を支払い続けようというモチベーションにもなります。

次にご自宅についてですが、奥様に名義を変更する場合には、通常は住宅ローンを貸している金融機関の了承が必要になります。

(法律上は金融機関に黙って名義を移すことは可能ですが、これが金融機関に知れた場合には、住宅ローンの一括返済を求められ、ご自宅を競売されてしまいます)

奥様は現在無職ですので、金融機関がこれを了承するとは考えられませんので、ご主人の名義のまま住み続けて頂くのが現実的と思います。

ただ、ご主人が住宅ローンの支払いを怠ると、ご自宅を競売されてしまいますので、公正証書にご主人が住宅ローンの支払いを怠ったときには、一定額の金銭を奥様に支払わなければならないという条文を入れておくのも一案だと思います。

また、おせっかいかも知れませんが、上記の交渉を有利に進めるためには、慰謝料についても主張をされた方がよいと思います。
不動産・相続お悩み相談室

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[ゲスト] 狩野刀根男(株式会社ユニティー)

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