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京都のあの事件みたいにならなければいいのですが・・・

(神奈川県川崎市高津区在住M様)
京都の毒物を飲ませて資産家と偽装結婚して殺人事件を起こしたおばさんの様な人がうちの祖父の周りにいます。

私は孫娘で祖父と祖母との間には一人娘(私の母)。

母は幼少期から体が弱く、喘息持ちでもしかしたら母の方が祖父より先に死ぬ可能性が高いと思います。

祖父は祖母とは6年前に死別しており独身。

うちは農家なので無駄に土地があります。

まだ祖父は現役で農家をしていますが、いつか体調を崩した時には農業を継承する事もないので、土地を手放すことになると思います。

私も独身なのでこの土地を相続しても相続税も払えないので売却する事になると思いますが、その際祖父に通い妻状態でうちに出入りしている方が気になり始めました。

祖父はその人といると楽しいと言っています。

万が一入院したらその人に世話になると昨日言われました。

もしかしたらその人に財産をあげるなんて遺言書を書いていたらどうしよう。

女って豹変するから怖いです。

傍から見たら土地がある地主ってお金持っているように見えますから祖父はそういう意味ではずる賢い女性の格好のターゲットになってしまう様な気がしてならない。

また京都の事件の人に雰囲気がちょっと似ているんです。

考えすぎかもしれませんが、祖父に万が一があった時、若しくはボケちゃって病院に入院や老人ホームに入った時私若しくは母が売却の手続きをするのは分かるのですが勝手に人の家の敷居を土足で入る様なこの人に財産の話をしてもらいたくないのです。

私自身法律の知識がないので困っています。

防衛策などありましたら教えて下さい。

勝手にこの人主導で公正証書とか書かれるのは困るんです。
相続後見遺言
北村 亮典弁護士の回答

(こすぎ法律事務所共同代表)

祖父の財産を狙って近づく人間に対して、法律的な防衛策があるとすれば、お父様の精神状態(認知能力)をご家族の方が逐一把握し、判断能力が低下した段階ですぐに成年後見、保佐の申立てをして、成年後見人等を選任する、ということになります。

上記のような対応をすれば、認知症、もしくは知的能力が加齢とともに低下した状態で、わけもわからず遺言等を書いてしまったり、財産を贈与するということは防ぐことができます。

もっとも、祖父の精神状態に問題がなく、祖父が純粋にその女性の方に好意を寄せているような場合には、法的に事前に防衛策を準備することは極めて難しいです。

祖父の財産を、相続人の方に生前贈与するなどして、財産を生前に分配して第三者に流れるのを防ぐというのが現実的な対応です。

いずれにしましても、ご家族の方が祖父とは密に連絡をとり、祖父の心の隙間を埋めてあげ、悪巧みをするような女性が近寄る隙を与えない、ということが重要ではないでしょうか。
不動産・相続お悩み相談室

かわさきFM(79.1MHZ)
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「川崎市の障がい者対策」

[ゲスト] 松本幸治・浅野文直(川崎市議会議員)

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