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相続の放棄をしても遺産分割協議書って作成するものですか?

(東京都新宿区在住H様)
昨年8月、実父が亡くなりました。

実家から公正証書遺言が出てきたのですが、私自身相続を放棄するつもりです。

しかしそれでも遺産分割協議書って必要ですか?

長く病気を患って医療費がかかった事もあり、父の残したものが本当に少なかったんです。

実家の小さな土地・家屋、現金・預金が少しあるだけです。

遺言では不動産は母に相続させること、現金預金は均等に分けるようにと書かれていました。
鹿山 博樹宅地建物取引士の回答

(株式会社GMコーポレーション代表取締役)

正式な意味で家庭裁判所に相続放棄を申述するならば,遺産分割協議書は不要です。

裁判所の手続きを取らずに,相続権を放棄することに合意するという形ならば,他の相続人との関係で,遺産分割協議書を作っておいた方が,事後の紛争予防となるでしょう。

遺産分割協議書の役割としては,

①相続人同士で遺産分割について合意した内容を証拠化することの他に,

②土地建物の相続登記の証拠資料とすることがあります。

もっとも,遺言がある場合には,②の登記手続きには遺言が用いられますので,協議書の作成は,この意味では不要となります。

遺産分割協議書の役割としてはやはり①が非常に大きく,また,遺産分割は非常に揉めることが多いので,兄弟間の仲が良いから大丈夫と考えずに,作成しておくべきでしょう。
不動産・相続お悩み相談室

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